ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

『ゴドーを待ちながら』ではありません

来月に迫った『ゴドーを待ちたかった』の稽古場へ。

今日は、ゴドーを待つ2人の場面の稽古。

とは言え、フランスの戯曲『ゴドーを待ちながら』の上演許可は下りていない。

(理由:女性だから)

『ゴドーを待ちたかった』の内容は、『ゴドーを待ちながら』を上演しようとしたアンドロイドの話にアレンジされている。

 

2020年に上演した初演とは1人、キャストが違う(福田恵さん)ので、稽古もみっちり。

再演は作・演出の黒木陽子さんが演出に集中し、芝居作りも濃くなっている。

客席は少なめ。

チケットはお早めにお求めください。

【あらすじ】

不条理劇の代表作サミュエル・ベケットゴドーを待ちながら』。

いつだったかの未来。高度な人工知能が搭載された2体のアンドロイドたちは、なんやかんやと仕事をしているうちに、「これってめっちゃおもろいやん!」とこの戯曲の面白さに気付いた。上演の意志を獲得し、バーチャルで演劇ができるスペースも押さえ、自分達以外の登場人物のプログラムも組んで、いざ上演しようとしたけれど・・・?

2020年3月初演・アンドロイドたちの待ちぼうけを描いた作品、待望の再演!

それらが並べるコードたちは、はたして未来まで生き続けることができるのか?!

 

【出演】

紙本明子

福田恵(劇団レトルト内閣)

川徳

日詰千栄(はひふのか)

夏目れみ

 

【日時】

2022年

11月4日(金)19:00

11月5日(土)13:00・18:00

11月6日(日)13:00

※受付開始・開場は開演の20分前

 

【会場】

KAIKA


【料金】

一般:2,500円 (当日 3,000円 )

学生:1,500円 (当日 2,000円 )

ギフトチケット:2,000円


ギフトチケットとは・・

必要な枚数だけ購入して、あとから日時指定できるチケットです。家族や友人に舞台芸術をプレゼントしてください。新しい観客に劇場へ足を運んでもらうキッカケになれば…と願っています。 このチケットは、「舞台芸術ギフト化計画(http://fringe.jp/gift/)」を参考に、導入しています。

※枚数限定/発売期間:10月25日まで

 

【チケット取扱】(発売開始:9月9日)

eisei's store https://eiseistores.stores.jp

【スタッフ】

作・演出: 黒木陽子
舞台監督:脇田友(スピカ)

音響:三橋琢
照明プラン:渡川知彦

映像:濱田俊輔(Kyoto DU)

演出助手:夏目れみ

宣伝写真:田中沙穂

制作: 吉岡ちひろ(劇団なかゆび)、彩椿

制作協力:植村純子


【お問い合わせ】

ユニット美人

電話:075-353-1660(劇団衛星内)

メール:unitbijin@eisei.info

サイト:http://www.eisei.info/unitB/

主催・企画・製作:ユニット美人/有限会社如意プロデュース

共催:劇団衛星、一般社団法人フリンジシアターアソシエーション

助成:文化庁「ARTS for the future!2」補助事業

made in KAIKA

 

来場される皆様へ

劇場は一面緑色。初演から2年と6ヶ月の間にすっかりお馴染みになったグリーンバックだ。

そして、劇の舞台となるのは「バーチャルシアターサービス」という演劇ができる架空スペース。

・・・賢明なるユーザーの皆様にはおわかりだろう。

そう!この演目は、劇中の2体のアンドロイドたちが配信しようとした企みと、現実のわれわれの企みを重ね合わせたものになっているのだ!

劇場に来た方が目にしたものをどうにかして記録媒体に保存して、後日何かしらの配信システムで、どこかしらのタイミングで、誰ならぬ皆様にお届けしようという取り組みなのだ!ちなみに映像配信のみの販売はないぞ!(なぜかはこっそり聞いていただけましたらお伝えします)

ぜひ、劇場と配信での実装具合を確認して欲しいのだ!