ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

山椒はオールプレイヤー

お寿司屋さんでお昼の刺身定食を食べていた時に聞いた
4人のおっちゃんの会話。

うどん屋で鴨南蛮を頼むと、山椒がかかってるやろ?
せやけど鶏南蛮を頼むと、七味がかかってくる。
わしは鶏南蛮にも山椒をかけた方がうまいと思うけど、みんなどう思う?」

年下らしい3人のおっちゃんは「うんうん」とうなづいていた。

『どっちの県民ショー』で、
京都の人は親子どんぶりなど、やたらと山椒をかける
という報道がされていた。

「南蛮漬け」にもあるように、
南蛮は”唐辛子をきかせてピリッと辛い味付け”という意味もあるみたい。
もしかしたら「鴨南蛮」も七味の方が王道かもしれませんよ。

ま、他人様がうまいと思うもんにケチをつける気はありませんが。

てか、東京の友達の家でお味噌汁に山椒を入れたのを戴いて以来、家にも山椒を常備するほど
私も山椒の底力には敬意を抱いているのですがね。