友人J嬢の狂言発表会を観に、京都観世会館へ。
「鈍太郎」という演目。
「どんたろう」という名前だけど、モテモテ。
アクロバットなシーンもあって、
主役を演じるS氏(70代)は心なしか若返っておられた。
能舞台は、松バックがデフォルト。
以前、西陣で家の中に設えた能舞台を見たことがあった。
舞台は畳一畳分ほどしかなかったけれど
バックはしっかり庭の松だった。
========
鏡板に松を描くいわれは諸説ありますが、松には万の処に根を降し、常に色をかえず、茂っている様を「めでたい」ものとし、しかも三段に枝分かれした松が上から七 五 三のめでたい数で老松を描くことがより「めでたさ」を表しているといえます。(京都観世会館案内より)
========
観世会館の松は、堂本印象(1891~1975)らしい。
ポップだけどしっくり。