東リいたみホール×市立伊丹ミュージアム連携企画『がまくんとかえるくんとキミのおはなし』を観に、東リいたみホール(伊丹市立文化会館)大ホールへ。
絵本『ふたりはともだち』の中にある「おてがみ」を題材に、教師が息子と共に学校劇のストーリーを考える、という物語。
生演奏、大ホールを活かした大仕掛け、観客参加など、アイデア満載のお芝居でした。
観客席で静かに座っていられない幼児が、どこで集中しだすか、どこでお母さんに甘えるか、後ろから観ているのも面白い。
とは言え客席から色紙を掲げて
黄=チーター
青=きんじょのなにしてるかわからんひと
白=コンビニのふくろ を選ぶ段、
私は「青」を推し、舞台上が「黄色が多いね」となった時は、割と真剣に残念がってしまった。
客席から扇ぐ動作は、換気には良いけれど、舞台上で発した声が返ってしまって、役者泣かせ。
最後にコンビニ袋がピンスポットを浴びながら舞い上がっていくところは、自然と拍手が湧き起こり、めでたい感じに収まっていく様子がシュールだった。
「夢だけど、夢じゃなかった」など謎台詞は、ニットキャップシアター色が出ていて、コアなファンをくすぐる。
1時間だけど濃厚な内容で、しっかりめのデザートを食べた感じ。
お手紙はもう、郵便屋さんにお願いしたらいいんとちゃうかな?
最近は時間かかるみたいやし。