ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

アーノルド・ローベル展

お芝居を観た後は、市立伊丹ミュージアムへ。

絵本「がまくんとかえるくん」の作者、アーノルド・ローベルの展覧会をやっている。

ローベルさんは、ニューヨークのブルックリンに住んでいたらしい。

54歳で生涯を閉じるまでに100冊もの絵本を世に送り出したそうだ。

この写真は、長女がプレゼントしてくれたワンピース?だとか。

ローベルさんは、ゲイを告白した後も、奥さんと10年くらい仲良く暮らしたそうだ。

 

展示場では、「がまくんとかえるくん」を生み出す上での編集者とのやり取りや、絵の変遷など、最終稿に至るまでの紆余曲折が見られる。

編集者が「がまくんをもっとわがままに!」と注文したり、がまくんがほっとした表情に「これ好き!」とコメントしている原稿も、展示品になっている。

手書きの文字も、かわいく見える。

今や、欧米人でも筆記体を使う人は減ってるらしいもんねぇ。

私の中では、がまくんとかえるくんは、Moonlight Clubのひろ美としゅん子。

わがままでマイペースなひろ美ちゃんと、几帳面でしっかり者のしゅん子ちゃん。

一見ひろ美ちゃんがお世話になっているように見えるけれど、しゅん子ちゃんにとっても、ひろ美ちゃんは大切な存在。

互いの個性を愛しながら、毎日を楽しく過ごしている様子を見ると、じ~んとするのです。