ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

日本の印象

帰国のJFK空港にいたガードマンは、底抜けに明るかった。
空港に来たお客さんに次々と冗談を言っていた。
泣きながら電話をしている奥さんと旦那さんにも「ハーイ!」と話しかけている。
(ええ?空気読んだら?)
と思ったけど、気がつけば
泣いてる夫婦が明るいガードマンと手を握り合っていた。

関西空港に降り立ち、アメリカの目で日本を見ると違いが分かる。
まず入国審査を始め、働いている人が暗い。
「How are you?」の挨拶ひとつ、
分かりやすい身振りのひとつもない。

空港バスに乗ると
「このバスは17時30分発の○○バスです。
高速京田辺バス停には19地18分、京都駅八条口には19時38分に到着します」
と放送。
(ひえ~、ばっくり20分、40分でええやん。)と思った。
NYの地下鉄には、時刻表も、次に到着する電車の案内もなかったもんなぁ。

日本人は真面目や。
セドナの山なんて、日本にあったら階段や柵だらけになるかもしれへんなぁ。