ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

親父ロード

知合いのお父上のお葬式へ。

喪中葉書を戴いて知ったりもしたが、
今年は私を含め、色んな知合いの親御さんが亡くなっている。
それも、お父さんばっかりだ。
今頃、あの世で親父ロードが出来ているにちがいない。

同じく今年、ご尊父を亡くされたH氏によれば、
「来年は寅年やろ?寅年っちゅうのは、新しい流れが始まる年やねん。
今年は前時代を築いた親父達が、『お疲れさん』ちゅうて、去っていく年回りやねん」
と言っていた。

ホンマやろか?
にしても、今年は巨星がいっぱい墜ちた。
安らかにお眠り下さい。

H氏とお葬式話を交わすと、京都と大阪の文化の違いに驚かれる。
京都は「友引の日に葬式を挙げると、後で何を言われるか分かりまへんで」と、止められるそうだ。
大阪では「この日は斎場も空いてるし、ゆっくりできまっせ」と勧められたもんなぁ。
あむない、あむない。
実家は大阪で友引を挟んだけど、ひとまず避けて正解やったなぁ。