ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

黒く塗れ!

髪を元の色に戻した。
「黒くしてください」と美容師さんにお願いすると、ちょっと拒まれた。
「緩やかに濃いブラウンにするのと、ガチガチに黒にするのと、どうしましょう?」
という言い方をする。
「ガチガチにしてください」と答えると、
「次の役柄ですか?」と聞いてくれる。
(前は役のためにカラーリングしたからね)
「いえ、囃子を神社でするからです」
そこまで言うと、やってくれた。

髪が黒くなった私は、
自分でも見違えるほど。
美容師さん
「意外としっくりきますね」とコメント。
「就職活動の時期に、
『黒にしてほしい』
という学生さんが来るんです。
そういう人達は黒くした後、
ショックを受けて帰られる事が多いんですよ」
はぁ、そういう気遣いだったのね。

これで、手持ちの服が似合う。
茶髪の時の自分は、ニセモノみたいやったもん。
さぁ、本来の自分で世間に立ち向かうぞ!