以前住んでいた家の前を通る。
が、家はなかった。
瓦礫の山になっとりました。
ミニショベルカーが山の上に乗り上げておりました。
薄っぺらい家やなぁ・・・とつくづく思いました。
ベニヤとレンガ、トタンと、ちょっとのコンクリート。
そして、思ったより小さい敷地。
ここに私は9年くらい住んでいたのだ。
盛りだくさんの思い出。
もっと広い家の気がしていた。
ここに住んだおかげで祇園祭にも縁ができたし、
同居していたS嬢は、愛媛にお嫁に行っちゃった。
色んな人が遊びに来て、わいわい楽しかった。
隣のおばさんに殴りこまれたのも、2度3度。
この階段から転がり落ちた回数はもっと多い。
「大草原の小さな家」ならぬ、「薄い壁の濃い思い出」やね。
ありがとう。さよなら。