ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

押しつけカラー

髪をカラーリングすると、手間がかかる。
生え際だけ黒くなってくる。

新しい美容院に行ってみた。
家のポストにリーフレットが入っていたからだ。
「初めての方限定!リタッチカラーリング!」
髪の根元だけ染めてくれるらしい。

受付をすませたら、アンケート。
「当店はお客様へのサービスを第一に考えております。
今まで行った美容室で、いやな思いをされたことはどんな事ですか?」
という項目に
「特にありません」と書く。
耳を切られたことはあるが、話すと長くなる。

椅子に座ると、カット担当の女性が来る。
「3ヶ月に一度のカラーリングはスパンが長すぎます
カラーリングを5回で10000円にする回数券があります」
と薦められる。
「いえ、結構です」と断る。

次に、カラーリング担当の男性がやってくる。
「3ヶ月に1度は遅すぎます。4月限定でお得な回数券があるのです」
ええいしつこい。
カラーリングが美容院の策略だと分かった今は、
この公演が終わった後、染める気はないのじゃ~!
「今回の出来を見て判断させていただきます」と答える。

美容室でする嫌な思いとは、こんな風に押し付けられることやわ。
初回限定だから行ったけど、たぶんここにはもう来ないぞう。