ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

散髪屋お国柄

美容師さんに「コロナの外出自粛要請期間中はどうしてたんですか?」と聞くと

「営業していました。」とのこと。

 

”社会生活の維持に必要な施設”として、医療、ホームセンター、スーパーマーケット、銀行と共に、”保健・衛生”分野の理美容室は、休業要請の対象外となり、営業制限がかかってなかったらしい。

もちろん休業補償もない。

 

人の身体に触れる職業だから、感染防止のために当然休業しているものだと思っていた。

アメリカでは、コロナ禍で美容院は営業禁止らしいですよ。」と言うと

「そうなんですよ。日本とアメリカは、理容業の捉え方が違うみたい。私もカリフォルニア州の美容師資格を持っているけど、向こうでは”コスメ”に分類されるんですよね~。」とおっしゃっていた。

 

初めて対応してもらった美容師さんだったけど、カラーリングの腕がすごくよかった。

どうしてカリフォルニアから日本に帰って来たのか知りたかったけれど、

逆に「ヒヅメさんって、珍しい苗字ですよね」と言われて、それ以上聞けなかった。

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