私には、小さい野望と大きい野望がある。
今日は小さい野望を具体化するために、着物屋さんで打ち合わせ。
生地の種類や柄の染め方、仕立ての仕組みを教わった。
「平成女鉾は皆、ボランティアで運営している」という話をすると
叶うかどうか分からない夢を追うなんて、
サイクルが早くなってきた現代では考えられへん事や。
明治までは、長い目で行う商売の仕方もあったけど、
今やIT企業は1年後を見て商売してる。
あんたらのやってるのは
「100年続けてはるさかい、そろそろ祇園祭で巡行してみるか?」
という世界やろ?
女の人は全体の事を自分の事として考えられる。
そやからこんなに情熱を持てるんやろう。
そやからこうやって会が続いていくんやろなぁ。
などと言われた。
大きな野望は、私のためではなく、次の世代に花開くもんやもんなぁ。