ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

沁みるシビレる

みぞれの中、衣装の買出しへ。
オンセンドとか、イシズミとか、
こんな時じゃないと入らない、独特の店を回る。
ずぶ濡れの私を見て、おばちゃんが
「この傘持って行き。紙袋も破けるで。ビニールかぶせたろ」
と親切にしてくれた。
寒さで感覚のない指先に、優しさが沁みる。

夜はレコーディング。
横田悠馬氏の指導のもと、様々なコーラスを重ねていく。
門脇俊輔氏の低音にシビレる。
分厚いミュージックができたよ。
劇場で流れるのが楽しみでやんす。