ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ワッキーを持ち上げる

ニットキャップシアタープロデューサーの門脇俊輔氏は、役者も務める。
役者として、今回は絶妙なユーモアセンスも発揮している。

今日は通し中、彼の出番直前に電話がかかってきた。
迷わず電話を取り、稽古場を出て行く門脇氏。
静かに(え~っ!!)となる役者陣。
急遽代役に立つべきか、台本を繰る一平ちゃん。
でもきっかけの台詞が終わる頃、門脇氏は電話を片手に戻ってきた。
涼しい顔をして登場し、滞りなく通しは進んだ。

この、状況判断の鋭さ!
今、女子軍の中で「結婚するなら門脇氏」と評判になる所以だ。

そんな門脇氏は、体が弱い。
今日は「即効元気」ゼリーで10秒チャージだ。
もっと温かく、腹にたまるお袋の味も食べてほしい。
そんなところも母性本能をくすぐるのだ。

名古屋公演にご来場の皆さん、彼の本領は開場の段階から発揮されています。
どうぞご注目下さい。