ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

一人太鼓

平成女鉾清音会稽古。
今日は、太鼓のペアが遅刻する。
稽古開始までに太鼓を2基、締め上げなければならない。
1基目はパンパンに仕上がった。
2基目の途中で力尽きる。吐き気を催す。
「オエー、ぜいぜい、オエー」
鉦方のメンバーに「ひめさん、お産してるみたい」と言われる。

稽古開始。
いつもはペアの太鼓方と心を合わせ、リズムをゆだねるが、
今日は私だけ。
私のテンポに皆が合わせるのだ。
ずらりと並ぶ、笛方と鉦方。
ついて来い!
それ、テレツクテン!

だが終了後、笛方の雰囲気が悪い。
「いい加減にして。トーが吹けへんかったやん」と鬼のT嬢に言われる。
え?トーって何?どこを間違えたの?
原因は誰も分からない。
だって太鼓は私だけだもの。
「私もおかしいと思いました」と10期生の鉦方にさえ、言われる。

あぁ孤独。
一人正座で皆から見下げられ、責められる私。

原因は解決した。
私が叩き忘れた箇所があったのだ。
ごめんなさい。

ペアが参加して、いつものお囃子稽古再開。
あぁやっぱり囃子の道は奥深いなぁ。
太鼓メンバーも必要やなぁ。
と、再認識した稽古でした。

そんな平成女鉾清音会、新メンバー募集ため、公開稽古を開催します!
詳しくは、平成女鉾清音会ブログを見よ!