ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

京都文化祭典

京都文化祭典で平成女鉾清音会の囃子を演奏する。
祗園囃子は、鉦の音が通りを抜けて、
コンチキチンと響くのが情緒なのだ。
今回はゼスト御池という地下街がステージだったので、
音が響きすぎるんじゃないかと、心配だった。

鉦に押されて、笛が聞きづらくなってしまったけど、
鈴なりのお客さんが観に来て下さった。

何気なく聞いている若者の手が鉦を叩くのに合わせて動いていたりして、他の鉾の囃子方らしき人も、何人かいたみたいだ。

鉦は、バラバラに叩くとうるさいだけだが、7丁の音が揃うと澄んだ音になる。
それが囃子方同士、伝わったらいいな、と思った。

写真は、京都ではなく、八戸三社大祭にゲストで来ていた石原さとみさんと、市川左團次さんです。