ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ミッフィー展

大丸ミュージアム京都に、ミッフィー展を観に行く。
私はそもそも、キャラクターものがあまり好きではない。
ああいうイラストのついているグッズを集める人の気が知れない。

今回も、招待券をいただいたので行ったのだ。
「こんなん、キティーちゃんと一緒やん」
「こんなん、定規で書いてるんとちゃうん」
など、一緒に行った友達に、悪態を(小声で)つきながら見ていたのだ。

だが、ミッフィーちゃんの作者、オランダ人ディック・ブルーナさんの製作過程を映像で見た時、足が止まった。
これ、定規も使わず、完全手書きなのである。
ブルーナさん、しつこいほど丁寧に、ミッフィーを描いているのだ。
口のペケポンを書くだけで、何度筆を入れる事か。
バックのカラフルな色づけも、実は切り絵だったのだ。

シンプルだけど手作り作品。
なんだか愛着がわいてきた。
出口の販売店で、ミッフィーグッズを買ってしまった。

帰ったら、銀行でもらったメモやらハンカチやら、結構ミッフィーグッズが多くて、(あちゃ~)となった。