製本のワークショップに参加。
指導してくれるのは、キハラ製本アドバイザーの方々。
今回の製本はかがり綴じという手法。
最初に材料が並べられている。
竹の定規なんて、懐かしい。
平麻という麻の素材を軸に、針で薄い紙を縫い合わせていく。
麻は、先日の女鉾建立の際、神職さんが祀っておられた。
お札も麻の紐で結わえた。
丈夫で神聖な素材なのだ。
縫い合わせるので、裁縫をしている気分。
何度か繰り返し、最後は糊で固める。
シールをはがした後の剥離紙も良い仕事をする。
は~、ノート1冊でも、こんなに知恵や工夫や手間が込められてるんやなぁ。
回りは公立図書館の方が多く、絵本の修復をよくされるそうだ。
「万力」なんて、久しぶりに口にした言葉だわ。