ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

吹きガラス

AZZUROは、ガラス工芸作家、東ユキヤスさんの工房だ。
窯には常にボウボウと1200度の炎が燃えている。
だから工房の中はいつもちょっと暖かい。

吹きガラスは手によくなじむ。
独特のなめらかな曲線は、形を作った後に、一度手で握って歪めるかららしい。
口当たりも柔らかい。
ここのコップで飲むと、ビールもワインも100倍おいしくなる。
入れたお水も、きれいに見える。
特に、細かい泡の入ったグラスを通すと、光がキラキラする。
花瓶に活けたお花も喜んでいるようだ。
それに吹きガラスは乾杯した時の音がよく響く。

いい品物を使うと、五感が豊かになりますなぁ。
今年も新しく家にやってきたコップを見てうっとり。
壊れる事を気にせず、大切に、ガンガン使っていきますぞ。