雨にたたられながらも、行ってみれば四条界隈は祭まっさかり!
今日は屏風祭をしておられる町家にお邪魔しました。
宵山の期間中、家によっては
収蔵しているお宝(屏風や甲冑、小袖など)を飾り
祇園祭の花、日扇を活け
表の格子を外して観賞できるしつらいにするのです。
通りまでスカーッと開け放たれたお宅に一歩踏み入れると
ひんやり涼しい。
下に敷かれた網代のおかげかな?
屏風を背にしたご主人と、お酒を戴きました。
祭ならではの亭主と客、の関係。
他にも何組かの客人が次の間で順番を待っておられます。
書生さんみたいな、白い着流しの青年が
お酒を運んでくれました。
ビールのコップひとつとっても、素朴なのに口当たりがいい。
外からは、生の祇園囃子。
なんだか、異次元空間。
お話の内容は、とても興味深いものでした。
ご主人も「これについては何時間話しても尽きひんで」とおっしゃっていました。
来年も、ぜひ、お邪魔いたします!