芦見谷は、スマホの電波が届かない場所でした。
金曜から日曜まで、ほとんどをここで過ごしていると、スマホに振り回されない自由さを実感しました。
テレビもないし、不意にもたらされる連絡もない。
だからじっくり語り合える。
夜は、修学旅行の女子部屋状態。
寝袋を並べるので、枕はないけれど、若い恋を応援したり、自分達の話をしたり。
それぞれ何がしかの芸や技術を究めている面々なので、話が深い。
コロナ禍を経て、一旦芸から離れたり、一から組み立て直したり、現在進行形で変化している話も素敵でした。
ただ、「シュタイナー教育」とか、YouTubeとか、このアプリが良いとか、その場で調べられないのが不便だったけどね。
夜中や夜明けに届くスマホの着信音は、つくづく睡眠に悪いなぁ、と思う。
私もついつい送ってしまうことがあるけれど、これを機会に、夜は電源を落としてみようかなぁ。