ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

まずシュラン

先日、A嬢とまったく美味しくない店に入ってしまった。

四条河原町の近く。

定食の写真が並ぶ、小ぎれいな店。

中は満員。外国人観光客が9割。

食器はプラスチック。床は汚れている。

私は生姜焼き定食を注文。

べちゃっとした炒め物が出てきた。

肉は固く、もやしはベチャベチャ。味は化学調味料的。つけ合わせのキャベツはパサパサ、ご飯は茶色くて臭い。

お会計は2人で3000円ちょっと。

そんな店なのに、次から次へと外国人が入って来ては、満員で断られている。

 

翌朝、A嬢からLINEが届く。

「昨日のマズイ夕飯が今も腹立たしいわ」

「あんなマズイご飯。今時、そう当たるもんではないわ。外人さんが日本メシ不味い印象を持つ」

一週間たった今でも

「あの店に入ろうとする外人さんを阻みたい」

「あれやったらマクドに行ったらよかった」と言っている。

 

日本食がまずいと、なんか傷つくわねぇ。

食材になってくれた野菜や肉に恨まれるで~。