観劇の前に、腹ごしらえ。
一軒のステーキ屋さんで足が止まる。
スタミナ不足やし、いっちょ食べてみるか。
直前に高校生君も入って行った。
入店し、「ステーキ定食ください」と言うと
カウンターの中にいる、いぶし銀の大将が
「1200円やで」とおっしゃる。
「はい。それで結構です」
高校生君も「ぼくも同じのを」とおっしゃり、2人分のステーキを焼く大将。
ワクワク。ぜいたく。
出てきたものは、このお皿とご飯と、プラスお味噌汁。
味わって戴こう!
と思った途端、大将が店の奥で煙草を吸い始めた。
(えっ、え~??)
ひと仕事終えた男の哀愁、みたいにふ~っ。
一応、換気扇の下ではあるけれど、煙のせいでお肉の味が一挙に分からなくなる。
おっちゃんの仕事は終わりかもしれへんけど、うちらの勝負はこれからなんやで!
あ~…このお店はもう二度と来ないなぁ。