兵庫県立ピッコロシアターの『から騒ぎ』を観に、ピッコロシアター大ホールへ。
久しぶりにガッツリと、シェイクスピアを楽しんだ。
「お主は川幅より太い橋を架けるつもりか」など、
多弁で回りくどい表現も懐かしい。
恋を成就させるため、結婚式を邪魔するため、婿殿に後悔させるため、
数々のたくらみが企てられる。
ヒロインのヒーローちゃんと、侍女のマーガレットちゃんの入れ替わり。
声もシルエットも違うし、そんなん騙されるわけないや・・・騙された~!
結婚式のシーンで糾弾されるヒーローちゃんを見て
なんだか、スカーフのかぶり方で逮捕されたイランの女性の事件を思い出した。
今も昔も文化は女性に風当たりが強い。
願わくば、真相が分かった後でも、マーガレットちゃんがあんまりお仕置きされませんように。