ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

アメリカのガイドライン

コロナ禍も収まり、ボツボツ東京から営業さんが訪ねて来られるようになってきた。

今日は図書館へ、電子コンテンツ『UpToDate』の方が来られた。

 

一度患者になると、このような臨床支援データベースがどんな風に活用されるか、実感する。

患者への説明、最新の治療情報、図や写真を資料に使えること、世界各国のガイドライン、推奨度の内訳・・・色んな場面で役立つコンテンツである。

 

そう言えば私の手術前日、執刀医から説明を受ける際、

同席した母が「アメリカの方が、切除する範囲が小さいんですよね?」と質問した。

(何を言い出すんや⁈)と内心びっくりしたけれど、

医師は「僕らは日本のガイドラインに沿った切除をします。アメリカのガイドラインの方が、日本より範囲が広いです」と答えた。

アメリカのガイドラインにも目を通してはるんや!)と納得した。

 

その話をUpToDateのFさんと同僚Kさんにすると

Fさんは「先生はどんな反応でした?」とびっくりし

Kさんは「お母さんは何でそんなに詳しいの?」とびっくりしていた。

そうやんなぁ。

その辺、コロナですぐに解散したから、母に確かめられてないなぁ。