ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

お神輿の出発

祇園祭、前祭の山鉾巡行の後は、八坂神社の神様がお神輿で街中へ渡御する。

神輿会さんのはからいで、お神輿出発の様子を境内にて見守らせていただいた。

 

16:30頃、久世駒形稚児が本殿の神事を終えて、南楼門から出て行かれる。

久世稚児は、馬に乗ったまま境内を移動できるくらい、位の高い方らしい。

境内では低頭していたので、あまり拝見できなかったけれど、この写真は街中でのショット。

 

その後、中御座担当、三若輿丁さんが入場。

その後、四若さん、錦さんが続々と。

その数、数千名はいらっしゃるんじゃなかろうか。

中御座(六角形)のお神輿が舞殿から担ぎ出され、境内を3周して出て行くと、

次に東御座、西御座と降りて来られる。

東御座は四角形。

西御座は八角形。
この2基は、一旦降りてから長い担ぎ棒が取り付けられる。

海老のシッポみたいな結び目に水をかけ、ほどけない工夫に、なるほど!

四若さんと錦さんは、シャランシャランとお神輿を揺らして、音を立てていた。

前後の担ぎ手の皆さん、担ぎながら跳ねながらの体力にびっくり。

私なら20秒で交代だわ。

 

緊張感の中、砂埃と男性たちの意気に、私達もふんどしを締め直しました。

(つけてないけど)

7/24(月)、お神輿が神社へお帰りになる還幸祭にて、

平成女鉾清音会がお神輿のお迎え囃子を奏でるのです。

ホイットホイットのテンポも、頭に刻みました。