新しい自転車の話をしよう。
彼(自転車)と出会ったのは、近頃の自転車チェーン店ではなく、先代から続いている個人経営のバイク屋(兼 自転車屋)である。
過去に何度も盗難にあった身としては、自転車の選択基準は”目立つこと”。
たとえ盗難されても、街中で「それ!私の自転車!」と見つけられるものが望ましい。
あと、トンボ型のハンドルが好き。
その自転車屋で見回したところ、しゃれた自転車は皆無であった。
ただ壁に、自転車の骨組みが吊ってあった。
緑色で軸に「COP15 CYCLING京都TOUR COPENHAGEN」と書いてある。
「これは売り物ですか?」と聞くと
自転車屋「売っても良いけど、これは新車じゃないですよ。過去にイベントで市長が乗ってます」とおっしゃる。
「ここで作ったのですか?」と聞くと
自転車屋「いえ、自転車の組合で作ったものが、(イベント後)ここに来たんです」
壁からおろしてもらうと、パーツがそれぞれ凝っている。
タイヤが細い。
ベルがお茶の急須の形。
7段切り替え。
これほどオリジナルな自転車はない。
なので、決めました。
門川市長が乗っている様子は、ここに見つけました。
よくわからないけど、これからは「Do You Kyoto?」のメッセージと共に走ります!