ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

恐怖の節分

今年は暦のずれの影響で、立春が2/3(水)に当たるため、

節分は1日早まり、2/2(火)になるらしい。

これは1897年(明治30年)以来124年ぶりだとか。

 

そんな珍しい節分なのに、コロナのあおりで神社での振る舞い酒はなし。

露店も、豆まき式も中止、厄塚に触れることも禁止。

 

学食で、職員さんが話していた。

A「京都に来てから、節分の行事してないわ」

B「僕の近所の神社は、節分に鬼が出るで。山道で見てたら、鬼に名前呼ばれて追いかけられて、妹なんか担ぎ上げられて、ギャン泣きやったわ。」

A「こわ!それトラウマになるレベルやんけ」

B「何で名前知ってるんかと思ったら、鬼の中のおっちゃんが、親戚やったんや。あんなん、知らん子にやったら、問題になるで」

 

子供にとって、それはそれは恐ろしい体験だったに違いない。

そんな節分も、今は遠い話やなぁ…。

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