ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

古医院

日曜日に膝をぐねったので病院へ。

いい整形外科を教えてもらったんだけど、
患者さんが多くて待たなくてはいけないらしい。

通りすがりに開いていた病院に入ってみる。
昔からあるような、ビル1軒丸ごと整形外科医院。

待合室に患者さんの上着が3着ほど置いてある。
出てくるのは、腰の曲がったお年寄りばっかり。

名前を呼ばれて入ったら
「物療室」と書いた衝立の奥に、首を吊るような椅子が。
「レントゲン室」も、木の扉。

「大事ないです。まずは安静に。寒い日に重いものを持って長い事歩かないように」
お医者さんの声が大きかった。
ー痛めた時は、冷やしたらいいんですか?温めた方がいいんですか?
「まずは冷やした方がいいですが、その後は気持ちのいい方で良いですよ」

ひとまず安心。
ただ先生の机にあった教科書、古い版でした。