ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

人形寺

人形の事を書いていると、人形寺に行きたくなった。
宝鏡寺

尼僧の寺とのことで、由緒ある人形を持っているらしい。
春秋2回、新古人形名品の人形展を開催している。

ひな人形もさることながら、抱っこできそうな柔らかい人形も興味深い。
「万勢伊さん」という三つ折り人形(正座できるお人形)には
「おとらさん」と「おたけさん」というお付きのお人形もいる。
御髪が乱れているのは、働き者だからかな。

入口近くのモニターで寺の説明を見ていると、人形供養の問い合わせに応対しているのが聞こえる。
「小さいお道具は入れないでください。ビニールにお人形さんだけ入れて。一体3000円です」
ここは、人形供養もしてくれるのだ。
焼いた灰は、この人形塚に埋葬されるらしい。

先日のテレビに出てきた左大臣、あれからどうなったのかなぁ?
出てきてお酒を飲むのも怖いけど、供養されていたら寂しいなぁ。