お店でトイレ待ち。
中の人がなかなか出てこない。
(大丈夫かなぁ?)
と思っていたら、老年男性が出てきた。
「あの~、トイレ流してないけど、良かったら・・・」
とおっしゃる。
「え?」
「トイレを流すレバーがなくて、流し方が分かりまへんねん。
家では自動で流れるから」
家が自動かどうかなんて、関係ない。
便器の中を見ないようにして、壁際のスイッチを見つけた。
「これですよ。”小”のボタンを押してください」
あっさり流れた。
ほっ。
あ、「小」って分かったのは、やっぱり便器の中を見てしまったからなんだけどね。