ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

京町家とクレーン

朗読継続講座の会場にお借りしているのは、京町家を改装したギャラリー。

お座敷でストレッチし
ギャラリー空間で練習し
蔵のような板の間でミニ発表会をする。

「昼間は奇声を発しても大丈夫なんですよ」
とオーナーがおっしゃるので
(奇声は発しないけど)
窓や戸を開け放して、いざ本番。

なるほど、家が広いだけじゃなく
隣が工事中なのね。
建設中の音が聴こえます。

後評の最中、地震があった。
「この家は大丈夫だけど、隣の工事の機械が倒れてきたら分かりませんよ」
とオーナーさん。
町家の坪庭から仰ぎ見ると、クレーンがニョキニョキ。

古い町家が潰されてマンションが建っていく姿を見るのは残念やなぁ。
オーナーさんは
「マンションが建ったら、上から家を見られる拝観料を欲しいくらいよ」
と笑っておられたけれども。