ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

怪人たちの名台詞

『アベノ座の怪人たち』無事に終演。
いやぁ、終わるものです。

三方囲まれると、お客様の反応が如実に感じられる。
最終日は特に、熱を帯びていました。
ありがとうございました。

今回は役者魂というか、演劇に関わる人々のメッセージが込められていて、
舞台の上でもジンとくるものがありました。

無礼怪人、橋本礼大のセリフ
橋本 辞めるいうんはなあ、やってやってやって、でもあかん。そんでもやって、そんでもあかん、でもやって、やって、でもあかん。でもやって、やって
松崎 全然辞めませんやん。
には、笑いの中にも泣けました。

今回、一番好きなのは不義怪人、松虫義夫の台詞
松虫 不意のめんつゆは喉に突き刺さる。
です。

スクエアのスコア(台本)、発売されたらしいです。
上演戯曲3本分で1700円。
読み物としても楽しいですよ。

写真は、途中ちらちら登場するものの、13場までほとんど話さなかった不孝怪人、田辺孝之氏です。