ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

公会堂でお通夜

劇団時代の先輩、山西惇さんのお父上のお通夜へ。

場所は「公会堂」とあったけれど、Googleマップでも場所が探し出せない。
どうにかしてたどり着くと、家の合間にひっそり立っていました。
タヌキが会議をしそうな、木の香りのするこじんまりした公民館。
故人が設計された建物だそうです。
お人柄が偲ばれるような、暖かい雰囲気の建物でした。

そんな会場にお花がたくさん、たっくさん届いていて
名だたる芸能人の方々の札が置き場がないくらいにひしめいていました。

息子の山西さんはいらっしゃいませんでした。
2日後に、東京で舞台を控えているそうです。
お仕事柄とは言え、つらいだろうな。

でもきっと、晩年までお仕事をされていたお父様なら、
商売繁盛を喜んでおられていますよね。

どうぞ安らかに。
ご冥福をお祈りします。