ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

斑鳩の王子

斑鳩の王子 -戯史 聖徳太子伝-』を観に、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティへ。

明石家さんまさんが、聖徳太子厩戸皇子)を演じる。

仏教と国教、蘇我氏物部氏などの対立や暗殺を交え、時代背景は血生臭いけれど

聖徳太子が出てくると、お楽しみタイムが始まる。

超一流のアドリブタイムを体感させてもらった。

アドリブではないかもしれないけれど、とにかく客席がオオウケなので、演者もノリノリで、たっぷり笑わせてもらった。

上演時間、3時間が3時間10分くらいになっていた。

これだけの時間、喋りっぱなしのさんまさんはすごいなぁ。

しかも今日は2ステージやのに。

つき合わされる相手役の方々も、毎回汗びっしょりで大変や。

共演者(温水洋一さん)にダメ出しされるという、役者アルアルもまた面白し。

11500円以上分、涙流して大笑いして、ちょびっと飛鳥時代のお勉強も思い出した、楽しい時間でした。

山西惇さん、読売演劇大賞の最優秀男優賞受賞のこともいじられていた。

頭の形が似ている?八十田勇一さんと、兄弟役も違和感なしなし。

お2人共、劇団時代の先輩です。

最終日までがんばってください。