ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

涼しい鈴の音の効用

山鉾町界隈に祇園囃子が聴こえ、
夏バテでヘロッとなりそうな背筋がシャンと伸びる季節。

二階囃子を聴きながら、マニアックなお話に胸をときめかせる。

長刀鉾の網隠しの下には、
山についているような鈴が真木につけられているのだとか。

お神輿も、今のような「ホイットホイット」という懸け声ではなく
昔は暗闇の中を鈴の音が聴こえてくるような静かなものだったとか。
(真弓常忠 「古代の鉄と神々」も参考に)

本当かなぁ?

鉦の中心を叩く音は、涼やかで心がすっとする。
鉦や鈴の音が、神様に通じるのは納得できるような気がする。

自由研究になりそうな課題がいっぱいです。