ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

カフカる

図書館系の方々と呑みの席で、大学の卒業論文の話になった。
一人は「フランスの自由詩」の研究をしたそうだ。

意味があってないような
韻を踏んでいるようないないような
社会を反映しているようないないような

聞いていてもわけがわからない。
詩の作者にだって正解があるわけではないかもしれない。

けどそんな作品を読み解く楽しみ、があるとか。
色んな解釈をしながら思考を自由に飛ばす、知的な遊び。

次回の『建築家M』も、そんな、深淵な世界を覗く楽しさがあります。

村に招かれた建築家が出遭う、様々な体験。
常識があってなさそうな寓話の世界で
皆様も思考をぶっ飛ばせて遊んじゃってください。