ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

うどん屋の風邪薬

桂文我さんの落語会で売っていた「うどんや風一夜薬本舗」のしょうが湯。

昔の日本には
かぜの治療には、アツアツのうどんを食べ薬を飲んで、一晩ぐっすり眠る
という養生法があったらしい。
(今も通用するけど)

この「うどんや風一夜薬本舗」は明治9年、大阪の創業。
うどん屋さんを販路として風邪薬を売っていたようだ。

その薬屋さんで作ったしょうが湯。
「辛味絶佳」と謳っているだけあって辛い!
ひと口だけで、喉の奥がカーッと熱くなる。
咳、鼻づまりも治りそう!

落語にも、うどん屋と風邪薬の噺があるのかな?

ちなみに東京では同じ薬が『そばや風一夜薬』として売られていたそうです。