ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

バーテンの寅さん

ひょんな拍子で友達と祗園のバーに入る。
表にはバーテンダー協会だの何だの。
色々加盟しておられるようだ。

バーテンダーの方はとてもおしゃべりで、大学や警察で講演した話や出版した本の話など、初めて会った私に語ってくれる。

「私は小学5年生からバーテンダーになりたいと思っておりまして」
「えっ!?バーテンさんに?」
と言った途端、
「バーテンと言う職業はございません。私はバーテンダーです。erをつけてください。」
と、怒られた。
「ごめんなさい」
「それはポリスマンを上の2文字で表現するのと同じでございます。バーテンと言うのはフーテンに通じて、少し揶揄した意味を含みます。寅さんは好きですが。ともかくこの話はここまでにさせていただきます」

いやはや色んな所に地雷は埋まっておりますよ、奥さん。