親戚の家で、ちょっとした集まり。
従兄弟や叔母や母と、積もる話に5時間半。
ひょんな拍子に、伯父(母の兄)の話を聞いた。
90過ぎの伯父が病床で、母に語った話。
母が赤ん坊の頃、成長が遅いのを心配した大祖母に連れられ
鍼灸院に通院していたらしい。
汽車に乗ると、外国人の兵隊さんに囲まれたとか。
兵隊さん達、赤ん坊が可愛いので、
大祖母の着物の袂や襟元にチョコレートやキャンディを入れてくれたそうだ。
伯父(母の兄)や伯母(母の姉)は、帰宅した祖母の菓子が嬉しい記憶だったそうな。
90歳を過ぎても話しているくらいだから、よっぽど印象的だったのだろう。
それにしても、外国人の男性にゴソゴソお菓子を入れられる大祖母さん、
お菓子とは言え、恐ろしかったやろなぁ。