ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

封印を解く日

明日の焼酎亭蛍寄席に向けて、会場でお稽古。
落語は基本的に自主練習なので、人に見てもらうのは貴重な機会。
そして人の落語を聞くのも良い勉強。

面白い!
私はあまり落語に詳しくないのだけれど、
どの噺も興味深くてワクワク。
そして皆さん、さすがに上手い!

中でも、落語に挫折し、封印して3年のバーボン氏。
ずっと、枕だけの「マクラクゴ」をして来たそうだ。
いよいよ我慢できなくなって、今回再挑戦したのはひそかな事件。

みんなより何時間も遅れて合流し、
気を持たせたものの
なんのなんの、聴衆を惹き込む見事な話芸。

全員一致で明日のトリに選ばれた。
この3年、前説枕落語、マクラクゴとして兄弟弟子の落語を聴いていた日々は決して無駄じゃなかったのね。
どうぞ皆さま、お楽しみに!