ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

甲子園の実況中継

「先生のための言葉セミナー」という講座に参加するため、大阪天満橋へ。
受講生は国語の先生など、先生ばっかり。
講師はNHKのアナウンサー、伊藤f文樹先生。

相撲中継やラジオで聞いたことがある!
とってもいい声。

今回受けたのは「読む」トレーニング。
内容もとても面白かったけど
アナウンサーこぼれ話も面白かった。

伊藤先生は今年、高校野球勝戦の実況中継をされるらしい。
スポーツ中継の花形である!
でも、姿も声も出さないんだって。

伊藤先生の声はコンピュータに登録されていて、
(日本に5人くらいしかいないとか)
話す言葉がそのまま字幕になるらしい。

当日は東京のスタジオにこもって
(甲子園だと音がうるさいから)
耳が聞こえない方の副字幕用に、
ラジオのアナウンサーがしゃべる言葉をそのまま伝えるそうだ。

「新しい時代のアナウンサーの仕事です」
とおっしゃっていた。

副字幕による実況中継。
見えないところにも人の力は必要とされているんやなぁ。