ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

大正生まれのダンディ

名誉教授のS先生とI先生、K先生ほか数名で焼肉へ。

S先生は大正生まれの85歳。
最近はホッヘー先生(みたいな名前の解剖学者)への追悼文を
15枚、ドイツ語で書いたらしい。
「書いてる間はドイツ語モードだからね、
秘書のSさんに『ダンケ』なんて答えて気味悪がられたよ」
とおっしゃっている。
頭を使う方は、年を取らないなぁ。

それに、よく歩くそうだ。
「今日は犬の散歩に行かなかったから、低いなぁ」
と言いながらも、携帯電話万歩計のカウントは11000歩以上。

お酒を飲むと、
ますます背中がピンとする。
「Bush Mills」というアイリッシュウィスキーが
ブッシュミルズ」なのか
「ブッシュマイルズ」なのか、
3人で言い合いしていた。

そのうち
「あのイギリスで会った女性は美しかった」
「日本で地震があると、心配して手紙をくれる」
などと女性の話も。

若さの秘訣は、何よりそこにあるのかも。