ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

干し柿の館

吉田神社の露店で買った干し柿

その店は干し柿がのれんのように吊り下げられていた。
陳列台にも、並べられていた。
大から小まで、見事な品揃え。
腰の曲がった爺ちゃんと婆ちゃんの3人組が売っていた。

「どこの柿ですか?」と聞いたら
「奈良」とのことだった。

大きいのをひとつ買った。
400円。

家で玉子(M)と並べたら、こんな事になった。
干してこのサイズだから、瑞々しい時はどれだけ大きかったんかな。
こんなに完璧に干すのに、どれくらいかかったんかな。

かじると、太陽の味がした。
意外にも、種は小さいのが2つしか入ってなかった。

喧噪の参道にひっそりたたずむ不気味な干し柿屋。
来年の節分も行ってみたいわぁ。