ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

吉田山でワンダー!

節分の吉田神社はワンダーランド!

大元宮にいる方装氏に鬼を退治してもらい
厄塚に厄を負わせて福を授かる。
方装氏とは、四つ目に鉾と盾を持った神さんだ。
子童を連れて鬼を退治する、
いかついので、どっちが鬼か分からない。
平安朝時代から続く宮中の行事だそうだ。

そして吉田山参道にズラ-ッと並ぶ、露店、露店。
山頂付近は腰が曲がったお店の人が多い。
干し柿(奈良産)と
梅干(京都・大原産)を買う。

松井酒造の熱燗をチビリチビリ歩くと
参道の途中に、山陰神社なる料理の神様が祀ってあって
そのねきに河道屋さんが蕎麦屋を開店していた。立春は、旧暦で言う正月。
節分は立春の前日に行うので、大晦日に当たるらしい。
なので年越蕎麦。600円。

いやぁ楽しい楽しい。
大人のワンダーランド。

一緒に行ったA嬢は、
す蕎麦だったことが気に食わないみたいだけど、
山陰神社に献酒されている京都の一流どころの料亭を解説してくれました。
A嬢、料理評論家になったらいいのにね。
と、新しい道を提案してみました。