ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

長崎くんちの解説(ひめ版)

3日目も諏訪神社にて踊観覧。
長崎さるくで得た情報によると「長崎くんち」とは諏訪神社の大祭らしい。
神様を楽しませるために”踊”(おどり)を奉納するのだ。

”踊”は町単位で「唐人船」「川船」「オランダ万歳」「鯨の潮吹き」「コッコデショ」「龍踊」(じゃおどり)など、自慢のだしものを持っているとか。
”踊町”や”年番町””神輿守町”など、年ごとに町の役割が代わって”踊町”が巡ってくるのは7年に1度だそうだ。
背景には、キリシタン弾圧もからんでいたみたい。

境内に組まれた観覧席は、まるでコロシアムのよう。
今回は1日目B席(4500円)と3日目C席(3000円)の桝席を購入。

だしものは中央の広場で行われる。
日舞や子供による漁師ショーもあるが
その後、車輪をつけた山車による激しいパフォーマンスが始まる。
暴走して役員さんの席に突っ込むんじゃないか、石段から落ちるんじゃないかとスリル満点。

退場は、石段を降りていく。
綱をつけて滑り落ちないようにゴットンゴットン。
客席から「もってこ~い」「もってこ~い」と掛け声が起こると
白いハッピのおっちゃんが踊のトップと交渉を始める。

叶うと、もう一度激しいパフォーマンスが!