ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

しやわせの石

家にこんなチラシが投函されていた。

「しやわせのいし」
美紀ちゃんという6歳の少女が石さんとお話し、”幸運のブレス”を手作りしてくれるらしい。

「怖いくらい宝くじが当たる!」
「つけた日に告白された!」
「借金地獄から救われた!」
など、幸運体験が並んでいる。

限定200個。
お母さん(恵美子さん)によると
「美紀はまだ子供です。すべての方々にいきわたる数のお守りを作れません。また、この力がいつまで続くかもしれません。」

うぅっ美紀ちゃん、そんな無理して作らなくていいのよ。
業者からのコメントは
「今回の販売は、報道などにより問合せが殺到した為、特別にご用意させていただいた企画であり、今後の販売予定はありません。」だって。
そもそも私は何も知らなかったのに、わざわざ教えてくれなくたっていいのに・・・。

石さんは、そんなに力を持っているのかしら・・・。
そう言えば5年前、平成女鉾で新年参拝を行った後
靴を履いていたら、子供が歩いてきて神社の砂利をくれた。
「ありがとう」ともらったけど、どうしていいか分からず、そのままカバンのポケットに入れたのだった。
その年の4月に会長に選出されて、平成女鉾に深く関わる人生が始まったのだったわ。

あの子供は石さんとお話して、メッセージを伝えに来たんやろか。
あそこで砂利を返してたら、もっと違う人生を生きてたのかもしれへんなぁ・・・。