ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

佛教大学四条センター講演

四条烏丸公開講座

「続・歴史と未来をつなぐ民俗学」シリーズ
平成女鉾二十歳 -設立20周年を迎えて-

日詰 千栄 (平成女鉾清音会会長)
喜多 純子 (同元副会長)

平成女鉾は今年で二十歳を迎えます。この節目にあたり、現会長と元副会長をお迎えして、20年間を振り返っていただきながら、設立の経緯から「平成女鉾清音会」の誕生を経て、今に至るプロセスについてお話しいただきます。また、「平成女鉾町」はどこにあるの…、近年の具体的な活動は…、女鉾はいつ建てるの…、これからの活動予定は…など、コーデイネーターの八木が聞き手となってインタビューしてみたいと考えています。

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150人入る会場に、受講者は、80名くらいでしょうか。

年配の男性女性を中心に、写真資料を提供いただいた美術館の学芸員さん、記者さん、賛助会員さんのお顔が見えました。

私と喜多さんが発表したのは平成女鉾の過去と現在と未来。
「どなたかアーティストが女鉾の懸装品に寄贈してくれるんじゃないかな?」とか
「巡行を妄想して稽古しています」
「女鉾の拝観は男人禁制ではありません」
などのくだりでは笑い声も出て、皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。

後半、八木先生との対談では、斬新な提案もいただいたり
会場から力強いコメントもいただいたり、
講演後も色んな方に声をかけられました。

人間の二十歳は成人です。
鉾は、いくつになったら成人と言えるのだろう?
この講演を機に、自分たちで考えをまとめ、公開で発表し、関心を持っていただいた方々に意見を伺い
私たちも色々勉強することができました。