ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

トキメキのブルー

平成女鉾清音会の月例ミーティング。
今日は末富の和菓子が出た。
なんて美しい包装紙!

ながめていると、
「高級な和菓子店では、テープを貼らないのよ」
と、先輩が教えてくれた。
本当だ。セロハンで止めてない。
「ガサガサにならないの?」と聞くと
「それが、上手に包んであるから、大丈夫なの」
へぇえ~。

私が大学生の時、アルバイトしていた和菓子屋では、
セロハンテープを貼りまくっていた。
未熟やったんや。私。
包装紙にも申し訳ないことしたなぁ。

お菓子ももちろんお上品。
3種類のどれも個性的で、お茶がおいしく戴けた。

会議終了後「持って帰りますか?」
と後輩が包装紙やリボンをくれた。
うん。
折り紙や棚の下敷きにしよっかな。

調べてみるとこのデザインは、
池田遙邨(いけだようそん)という日本画家のものらしい。
この色は末富ブルーといって、何度も重ね刷りをするらしい。

トキメキの包み紙。
あ、会議もちゃんと、実のある話合いをしましたよ。