ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

羊の国から招聘されました

「まるでモンゴルの酋長達に話しているようだ」
と演出、ごまのはえ氏がつぶやいた。
つぶやかせたのは、筒井と私と高原と澤村。
4人ともあぐらを組み、膝にピアニカを乗せ、キョトンとしている。

ごま氏が「はい、ここで音!」と言ったのに、
誰も反応しなかったのだ。
口にはピアニカのホースを加え、
きっと穏やかな表情を浮かべていたのだろう。

安田氏が「いや、今のは初めての段取りやったから」と、間に入った。
通訳ありがとう。
でも、余計に私達が言葉も文化も通じない
外国人みたいやんか。